教員紹介



原 真志 (hara) 研究科長
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地域マネジメント論
クリエイティビティと 地域活性化
実践型クリエイティブワーク演習
[地域マネジメント論]地域のマネジメントには何が求められるか?企業にとって地域の意味は何か?地域の様々な課題を解決するポイントは何か?ネットワーク・知識創造・リーダーシップ・クリエイティビティ・信頼などのテーマを、ケースと理論の両面から考えます。
地域活性化に取組む際に共通して必要な考え方を身につけ、本物の実践的思考力を養う場を提供します。[クリエイティビティと地域活性化]地域の隠れた魅力に光をあて、地域の要素を効果的に組み込んだ深いストーリーの映画脚本作成と、映画と地域資源のコラボによるビジネスプランの作成により、個性あるクリエイティビティを発揮しての地域活性化を目指します。[実践型クリエイティブワーク演習]地域映画脚本、地域コラボビジネスプランを実行に向け練り上げる実践的演習を行います。



髙塚 創 (takatsuka) 副研究科長
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統計分析、 都市開発論
[統計分析]企業経営や都市・地域づくりに関わる実務者には、社会経済データや意識調査データを客観的に分析し、それぞれの業務に役立てることが求められます。本講義では、そういった際に用いられる基礎的な統計技法について学びます。また統計分析ソフトSPSSとサンプルデータを活用し、実際に分析する作業をしてもらいます。
[都市開発論]地方の問題を地方で考えなければならない時代になってきています。本講義では、地方都市が抱える様々な問題を取り上げ、それをどのように理解し、解決するためには何が必要かを考えていきます。具体的には、交通政策、環境政策、開発規制、産業政策などについて、その意義や効果を経済学的な観点から理解・把握することを学習し、実際への適用に関して議論していきます。



板谷 和彦 (itaya) 教授
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経営管理論
定性的研究方法論
[経営管理論]企業や自治体などの経営組織においては、必ず基盤となる組織のフレームと管理のシステムが存在します。本講義ではそれらがどのような理論・学説に基づいて成立してきたかということと、どのような役割と機能を有するか理解を深めていきます。さらに、事例も示しながら今日における経営と管理のあり方についても討議・考察をはかっていきます。
[定性的研究方法論]本講義では、社会的フィールドや様々な行動の背後に隠れた「意味」に着目し、これを再構成・理論化するのに有効な定性的研究方法論について学びます。 定性的研究の定義と目的、量的研究との比較、および方法論としてのプロセスを解説した上で、プロジェクトや実践で活用できるように演習も進めていきます。



大北 健一(ohkita) 教授
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マーケティング・マネジメント
 意思決定分析
マーケティング・マネジメントの講義では、まず「マーケティング発想の経営」について理解を共有することからはじめます。続いて「企業戦略とマーケティング戦略」に関する考え方や枠組みについて解説を加えるとともに、「マーケティング環境の理解」を深めていきます。そのもとでマーケティング意思決定の主要な問題について検討を試みます。他方で、意思決定分析の講義では、「経営分野の主要な分析ツール」と「市場構造の分析枠組み」について解説することからはじめます。そうして「競争と協調のコーペティション戦略」について議論を行うとともに、そこでの議論に必要な相互依存関係を描写し、意思決定の相互作用を解き明かす「ゲーム理論」について十分に理解できるよう基礎から解説することにも努めたいと考えています。



反田 和成(sotta-k) 教授
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国際経営、事業構想論
[国際経営]国際ビジネスの基礎知識を学び、ダイナミックにグローバル展開する企業の活動を、戦略・環境・リスクマネジメント・組織・人的資源といった視点で多面的に理解すると共に、具体的には、日本企業による海外展開の背景、事業内容等の体系的な整理・理解を通じて、院生諸君に実戦的なグローバル人材になるための素養を習得してもらいます。
[事業構想論]ゲスト講師の講話や経済記事・レジュメ等を通じて、事業構想の実例を見聞し、それを紐解くことにより事業の成否を分けるポイント、リスクマネジメントの本質を理解していく。ヒト・モノ・カネといった経営資源の手配や運用だけでなく、多面的に事業構想を捉えることを目指します。



閔庚炫 (min) 教授
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 マーケティング戦略
  マーケティング・リサーチ
市場における競争のルールが大きく変わることで、企業が行う諸戦略の変化と共に、マーケティング領域のパラダイムも転換期を迎えている中、今まさに製造業から各種サービス業に至るまで、従来とは異なった戦略的代替案の再検討が求められています。このような時代の変化を踏まえた上で講義では、マーケティング戦略とリサーチの基本的なフレームワークについて、環境変数と消費者心理を戦略立案過程における補完要因の最小単位として捉えつつ解説を行う一方で、様々な考察対象の中から具体的な戦略的課題を見出せるように、マーケティングリサーチにおける調査デザインや集計・分析方法など、リサーチプランニングの全体像に関する理解を深めることで、分析結果を個別戦略に投影していくための具体的な方法論を習得することを学習目標にしています。



佐藤 勝典 (kattsu) 准教授
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社会起業家論
 地域観光マネジメント
社会起業家論‐現代社会では、貧困、ニートや障害者など社会的弱者に関する様々な社会的課題が起きている。これらの課題をビジネスの手法を用いて収益を上げながら事業性を兼ね備えて解決しようとする社会起業家に注目して理論と実態の両面から講義を行う。
地域観光マネジメント‐中山間地域や離島をはじめ、過疎地域の地域再生が重要な課題となっている。地域資源を地域外の人へアピールすることで、地域を訪れてもらう地域観光に着目して、担当者がこれまでに行ってきた事例研究の紹介を通じて講義を行う。



長町 康平(nagamachi) 准教授
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経済分析 、地域経済分析
[経済分析] 家計・企業等の経済主体の意思決定問題とそこから派生する市場・非市場における諸現象を分析対象とするミクロ経済学を体系的に学びます。経済学の基礎であるミクロ経済学を学ぶことで経済学の応用分野へ進む基礎力を提供すると同時に、経済情勢や経済政策の意義・必要性を大局的な視点から理解する能力を身につけます。
[地域経済分析] 地域(都市を含む)の経済活動を分析するための経済学を学びます。具体的には、なぜ都市が存在するのか、都市の人口規模はどのように決まるのか、といった基本的内容やその他地域の経済活動を理解する際に役立つ視点を学びます。また、都市が世界の貿易拠点である点を考慮し、国際貿易についても経済学的視点から学びます。



中村 正伸(msnakamura) 准教授
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アカウンティング
 マネジメント・アカウンティング
アカウンティングでは、会計に期待されている役割を考察します。昨年発覚した内資大手企業や監査法人を巡る会計不祥事を頭の片隅に置く必要はあるものの、そもそも会計の果たす役割について、過去・現在・未来の時間軸で検討したいと思います。マネジメント・アカウンティングでは、その目的である組織のメンバーの「動機付け」を念頭に議論を行います。組織・個々人の責任を明確にして、前向きな気持ちを持たせてやらせてみる、そしてその業績を評価する。その役割を担うのがマネジメント・アカウンティングです。組織は生き残りをかけて変化へ対応する必要があります。そのためにマネジメント・アカウンティングが果たす役割を皆さんと考えたいと思います。



三好 祐輔 (miyoshiy) 准教授
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ファイナンス・マネジメント
 地域マネジメントとファイナンス
企業再編の増加や株主重視経営の定着などに伴い、財務知識の重要性が高まっています。ファイナンス・マネジメントとは、資金の投資先の決定・資金調達先の決定・配当政策の決定など、企業経営のうち資金に関係する分野を対象とした学問です。企業にはどのような資金調達の手段があるのか、調達した資金を複数ある投資案件のどれに投下するのか、利益をいくら還元すればいいのかという意思決定の問題を主に扱います。また、財務数値を用いた簡単な実証分析の方法についても学習し、実践的な思考力を身に付けられるように進めます。授業終了後には、受講者はケーススタディを中心とし、各自が興味を持つ産業あるいは企業について有価証券報告書等を利用して財務分析を行ったものを提出し、発表してもらう予定です。



吉澤 康代 (yoshizawa) 准教授
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組織行動論   人的資源管理論
グローバル、ダイバーシティが進展する中、多様な「人」といかに向き合い、組織力を高めていくのか。次世代のマネジメントに求められる視点です。そのような「人」に焦点を当てた科目が「組織行動論」「人的資源管理論」です。
【組織行動論】(1)組織において個人が陥りやすい認知、とりやすい行動やスタイル、(2)集団や組織が陥りやすい典型的な問題、(3)組織が直面する新しい問題、(4)個人と組織の成長と開発について学び、「組織活性化」のあり方について議論していきます。
【人的資源管理論】(1)人材マネジメントの基本、(2)人材マネジメントの機能を理解し、(3)近年「人材マネジメント」が直面する課題とその解決策について議論していきます。






■客員教授

志田 慎太郎 (前東京海上日動リスクコンサルティング株式会社 顧問)

中山 恭子 (参議院議員)

松田 清宏 (四国旅客鉄道株式会社 相談役)(四国ツーリズム創造機構 会長)

三好 勝則 (アーツカウンシル東京 機構長)

村山 卓 (総務省) 

●教員のメールアドレスについて
各教員の項目に氏名とメールアカウント名を「氏名 (アカウント名)」の形式で記載しています.
メールアドレスは「アカウント名@gsm.kagawa-u.ac.jp」となります.